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一番蝉  [natur och miljö]

午後3時。 遠慮がちな鳴き声。
一瞬とぎれて、またすぐ鳴き始めました。

油蝉です!

ジリジリジィィィ・・・と、
鳴いては途切れ、途切れては鳴き、
なんだか弱々しい声ですが、
この夏、初めて耳にしました。

もうじき、梅雨が明けて暑くなったら、
うるさいくらいに鳴き始めることでしょう。

今日は曇り空。
動くと蒸し暑いけれど、
空気はひんやりとしています。

あら? 声がしなくなりました。
せっかく外に出てきたのに、思ったよりも涼しくて、
調子が出ないのかもしれませんね。


読書会 <Tove Jansson> ③  [bokklubb(måndag]

<トーベ・ヤンソンを読む>
3回目で最終回の今日は、『島暮らしの記録』。

「日記の部分にトーベ以外の人が書いたところがあり、気づかずとまどった
「文体のせいか、詩的な感じ
「ヤマハ、ホンダ と、機械が出てきて現実感
「(書かれているような)完璧な静寂は、なかなか得られない
 わたしたちの生活は音があることに慣れていて、感覚が鈍っている
「島から引き上げるときの記述が印象的 〜〜引き際を決めるのは自分

というような声がありました。

わたしは、と言うと、すでに何度か読んでいるのですが、
5月と6月に読んだ2冊に比べると、この作品には少し距離を感じます。

どうしてだろう、と考えてみました。

見渡す限り水平線に囲まれたその島は、島というよりは、
海面にちょっとだけ顔を出している 岩 です。
一週間も雨が続けば「緑藻が浮き上がり」「猛烈な臭気を漂わせ」るし、
「それまで見たこともない青白い小さな虫がわんさと棲息する草地」
があります。
"新参者"として海鳥たちに憎まれるし、
嵐がくれば、激しく打ちつける波を遮るものはありません。

そんなところに、食糧や燃料をボートで運び込んで、
薪を割ったり魚を獲ったりしながら、半年も暮らすなんて!

本の帯には「気ままな自然の魅力と暮らす」とありますが、
そんな言葉で表されるような生易しいものではないはずです。
とてもわたしにはできません。

もちろん、行ってみたいとは思います。
でも、1〜2泊か、長くて2週間が限度でしょうか。
寝泊まりする気分は味わってみたいけれど、
本気で、好んで、生活したいとは思えないのです。

つまり、この島に小屋を建てて住みたい!というトーベたちの気持ち、
そもそもの動機の部分に、なかなか共感しづらいため、
距離を感じてしまうのかな、と思い至りました。

ところが、読書会から2か月近く経った今、
思い出しながら、ぱらぱら本をめくりながら、これを書いていると、
もう一度読んだら、この作品に、ぐんと近づけるような気がしてきました。
となると、「トーベ・ヤンソン コレクション」に進みたくなります。
全8巻のうち、まだ読んでいない作品も何冊かありますし。
でも、このシリーズに取り組むには、かなり精神力が必要なので、
しばらく先になりそうです。

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さて、読書会は続きます。
次に読むことになったのは、「ファージョン作品集」。
イギリスです。 楽しみです!


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