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aasian kukka チャペルコンサート+  [musik]

保育園のなかの、ちいさな教会でおこなわれた、
aasian kukka のコンサートに行きました。

aasian kukka は、kantele奏者あらひろこさんと、
ギターや木の笛などを演奏する扇柳トールさんのユニットで、
フィンランド語で、アジアの花 という意味です。
おふたりとも北海道在住。
初めて聴いたのは、2005年9月の札幌でした。
関東ツアーのご案内をいただいて、
とても楽しみにしていました。


開演前のステージ
080524_1502~しおんチャペルコンサート.jpg

手前の、ピアノ用の椅子に置かれているのが、
カンテレの原型、5弦カンテレ。
このカンテレには、馬のしっぽの毛を模してつくられた、
ナイロン製の弦が張ってあるそうです。
金属弦に比べ、より素朴で温かみのある音色とのこと。
その向こうにあるのが、39弦コンサートカンテレです。


[ 第1部 ]

.1 日蔭の庭 (あらひろこ)
.2 蘇州夜曲
.3 五月 (Martti Pokela)
.4 おーわいやれ [ 山形県東置賜郡赤湯町地方の子守唄 ]
.5 スカボロー・フェア [ イングランド民謡 ]
.6 トナカイの子守歌 (Martti Pokela)
.7 鈴懸の空 (扇柳トール)
.8 [ カレワラのメロディ ]
.9 水明かり (扇柳トール)


休憩時間に、隣室で、
手作りのケーキと、飲み物がふるまわれました。

080524_1605~休憩時間のおもてなし.jpg

園児たちが給食を食べる部屋だと思うのですが、
低い木製の丸テーブルが、いくつか並び、
天井まで届くひろい窓の外には、木々の緑が美しく、
子どもサイズの、ちいさな椅子に腰掛けて、
ほっとする、くつろぎの時でした。
生で音楽を聴くと、お腹がすくので、
とてもありがたかったです。


[ 第2部 ]

.1 ラウノのワルツ [ フィンランド ]
.2 IHO (Maria Kalaniemi)
.3 [ ノルウェーのトラッド ]
.4 新月を待つ村 [ フィンランド ]
.5 遠い旅の記憶 (あらひろこ)
.6 天国のポルスカ
.7 [ ノルウェーのトラッド ]
.8 夜空ノムコウ
.9 イェプアの行進曲 [ フィンランドに伝わる結婚行進曲 ]

Enc. 竹田の子守唄


こんなプログラムでした。
タイトルなどに不備があるかもしれませんが、
わかり次第、直します。


≡ pick up my impressions ≡

「トナカイの子守歌」
かなり激しい動きです。そして風変わり。
子守歌なのに、眠れません!
昨年秋にも聴き、記憶がありました。
たしかに同じ曲なのですが、まるで別の曲のようで、
アレンジが全然違ったのだと思います。
ほとんど即興なのかもしれません。

「鈴懸の空」
途中に、笛の、おそるべきロングトーンがありました。
とても人間業とは思えないような。。。
あとで伺ったら、吹きながら鼻で吸っているそうです。
オーボエのリサイタルで聴いたことがありますし、
クラリネットでもできることは知っていますが、
やってみたことはありません。
演奏後、あの音は飛行機雲のイメージ… と説明があり、
青空をどこまでも長くのびていく飛行機雲が、
ぱっと目に浮かびました。 まさにそんな音でした。

「IHO」
聴いているうちに、考えごとをしてしまい、
なんだか泣きたくなりました。
ihoは、肌という意味のフィンランド語だそうです。

「遠い旅の記憶」
ひろこさんのオリジナル曲のなかで、
いちばん好きな曲です。
冒頭のフレーズ(いくつかの音の動き)が、
とても印象的。 じーんとしました。

「夜空ノムコウ」
好きな曲です。
以前よく聴いていたvocalistも、歌っていました。
中間部というのか、間奏というのか、
歌のないところを聴いていたら、
どんどんこらえきれなくなり、
とうとう、涙をぽたぽた落としてしまいました。

................................................................................. ≡

080524_1718~ドイツのリコーダー.jpg ドイツのリコーダー

どこかで見たことがある… と思っていたら、
2006年夏、スウェーデンのトラッド・バンド、
Väsenのコンサートで共演していた、
Göran Månssonが、
同じかたちで、この2倍近くはありそうな、
巨大なのを演奏していました。
ステージ上にある楽器というよりも、
工事現場に置いてありそうです、見た感じ。
音色は低く、まろやかで深みがあります。

080524_1720~39弦カンテレ.jpg 39弦コンサートカンテレ

ちょっと寸詰まりに写ってしまいました。
左右の長さが、1mくらいはあるでしょうか。
ささやき声のような高音が好きですが、
あまり演奏されることのない低音も、いい響きです。


終演後、思いがけず、園長先生のお部屋での、
ねぎらいのお食事会に、ご一緒させていただきました。
赤ワインと、おいしいお料理がたくさん。
毎日こんな給食をいただけるなんて、
この保育園の園児になりたいと思ったくらいです。

「ノルウェーのトラッド」で、扇柳さんが吹いていた、
ゆびの穴のない横笛、ノルウェーの "柳の笛" の、
練習用のプラスチックの笛を持っている方がいらしたので、
ちょっとお借りして、吹かせてもらいました。
端っこを、右手のゆびで開閉するのと、
息のスピードの調節だけで、音程を変えるのです。
最初は鳴らなかったのですが、鳴りました。
面白い! けど難しい! でも面白い!
ゆびで端っこをふさぐのは難しかったので、
息の調節だけで吹いてみました。
狙った音が、なかなか… というか、
まったく出ません。
「レー ラー レ↑ー」とは出るのですが、
あいだの音は、さっぱり・・・。

古楽器を扱っているお店の場所を聞いたので、
一度、行ってみようと思います。
チェンバロもあるそうです! 憧れの!


音楽と食事の、素晴らしい午後〜夜を過ごせただけでなく、
いくつかの出会い — 共通の知り合いetc. — もあり、
これから先が、また楽しみになりました。


.................................................................................*

楽器etc.の写真は、すべて、
ひろこさん、扇柳さん、保育園の方にお断りした上で、
撮影させていただました。
blog掲載のご承諾も、いただいています。 pepparkaka

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コメント 4

josan

初めてお邪魔いたします。aasian kukkaの検索より参りました。
しおん保育園でのコンサートで同じ時間を過ごさせていただいたものです。よろしくお願いします。

以前からお二人のことは存じ上げていたのですが、生で演奏を聴かせていただくのは初めてでした。お二人の優しさがあふれ出るような演奏に本当に心和ませていただけたコンサートだったと思います。

セットリスト、紹介して下さってありがとうございます。当日の感動が曲名を見ていると蘇ってきます。

昨秋の明日館の記事も読ませていただきました。7月の柴田さんとの共演はこちらのブログでの出会いからだったのですね。

仕事柄、土・日にしかライブを聴きに行くことはできませんが、どこかでまた素敵な音楽をご共有できることを祈っております。
お邪魔いたしました。
by josan (2008-05-27 16:54) 

pepparkaka

◎josanさま

初めまして。
ようこそおいでくださいました。

あの日、あの場所に、いらしたのですね。
ほんとうに良いコンサートでした。
柴田さんとは、うまく連絡がついたようで、
ほっとしています。
あいにく、行かれそうにないのですが…。

ちらっとblogを拝見しましたが、
おいしそうなお店をやっていらっしゃるのですね。
しかも禁煙!
機会をつくって、一度お邪魔したいと思います。


by pepparkaka (2008-05-28 07:43) 

あらひろこ

pepparkakaさん、
コンサートに来ていただて、そして素敵にご紹介くださって
ありがとうございます。

保育園のチャペル、とてもいい雰囲気でしたね。
お客様がとても温かい空気を作って下さって、
感謝しています。

どうぞお体にお気をつけてお過ごし下さいね。
またお目にかかれる日を楽しみに。
by あらひろこ (2008-06-06 09:59) 

pepparkaka

◎ひろこさん

東京から、お帰りなさい。
憩いのときを、ありがとうございました。
あれからずっと、ひろこさんの2nd album、
『Moon Drops』を聴いていました。

コンサート、曲づくり、新しい協会のお仕事…
ますますお忙しくなりますね。
応援しています。



by pepparkaka (2008-06-07 08:51) 

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